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麻生内閣の看板政策として注目を浴びている「定額給付金」の支給が、早いところでは3月5日よりスタートした。これを受けて、ゲームショップなどでも「定額給付金セット」の販売が一部で始まっている。
季節外れの「福袋」も登場
一人あたり1万2000円、65歳以上または18歳以下の場合は2万円がそれぞれ支給されるという、今期経済政策の柱「定額給付金」。早いところではすでに支給も始まっているという、この「飛び入り」需要を見込んで、ゲームショップなどでも「定額給付金セット」を販売する店舗がぽつぽつと現れはじめている。
札幌の有名店「ゲームショップ1983」では、3月5日より「定額給付金 雷電IVパーフェクトボックス」の販売を開始。シューティングゲームファンが多く訪れるという同店らしく、Xbox 360用ソフト「雷電IV」と、「ファイティングスティックEX2」「雷電温泉タオル」「シューティングラブ。タオル」「GO SATO BEST CD Ver.1983」の3点がセットになって、全国一律送料込1万2000円(税込)で売り出された。告知後の反応は上々で、当初予定していた数量はすでに完売。現在は追加分を販売中とのことだった。
また楽天市場のあるゲームショップでは、3月27日までの期間限定で「定額給付金福袋」を販売。こちらは給付額に合わせて、Wii用ソフト7本、またはニンテンドーDS用ソフト10本がセットになった「1万2000円コース」と、ニンテンドーDSライト本体+ソフト5本がセットになった「2万円コース」の2コースを用意しているのが面白い。福袋と言えばお正月の定番だが、こういう商品が出てくるところを見ると、確かに景気対策としての効果は少なからずあるのかなと思えてくる。
なお、商品の企画意図について「ゲームショップ1983」のいまむら店長にお話をうかがったところ、「これまで送料などの問題から、なかなかアーケードスティックの通販には踏み込めなかったのですが、全国一律1万2000円でのセットでなら――ということで今回の発売に踏み切りました」とのこと。また、セット商品に「雷電IV」を選んだ理由については、もともと同店で強くプッシュしていたタイトルだから、というのが一つ。加えてちょうど「雷電IV」側のアップデートとも時期が重なるから、というのがもう一つの理由とのことだった。ちなみに告知後には、多くのブログなどで紹介されたほか、一般の週刊誌からも取材のオファーが来るなど、反響は思いのほか大きかったようだ。
思えば1999年に「地域振興券」が配布された際にも、多くのショップやメーカーが“地域振興券特需”を見込んでさまざまなセット商品やキャンペーンなどを展開していた。今後、都市部などにも定額給付金の支給が広がっていくにつれて、また新たな「定額給付金セット」なども出てきそうだ。